はじめに
こんにちは、トビです。
今回はイラストレーター様別作品紹介ということをしていきたいと思います。
というのも私自身、イラストレーター買い、イラスト買いをしています。
前提として、作品が面白そうというのはありますが、ライトノベルの購入の決めての一つになるのはやはりイラストですね。
好きなイラストレーターさんの作品はとりあえず買おうと思ってしまいます。
今回紹介するイラストレーターは「フライ」先生です。私が現在一番好きなイラストレーターです。
有名な作品としては、『弱キャラ友崎くん』『色づく世界の明日から』などがあります。私もどちらも好きな作品です。
フライ先生につきましてはWikipediaでも紹介されていましたのでこちらを御覧ください
フライ(イラストレーター)
下記Wikipediaリンク
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4_(%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC)
フライ先生の描く女の子が最高にキレイで可愛いんですよ。
透明感あふれるイラストで見ていて心に響くものがあります。
上記2作品であるように制服姿のキャラを描かれることが多いですが、個人的にはファンタジー作品の時のキャラも好きです。
特に魔法がある世界観だとフライ先生の絵の透明感とすごく会っていて幻想的な雰囲気が寄りましているように感じます。
今回紹介する作品は次の7作品です。
- 弱キャラ友崎くん(屋久ユウキ先生)
- あの日、神様に願ったことは(葉月文)
- 佐伯さんと、ひとつ屋根の下I’ll have Sherbet!(九曜先生)
- 放課後の図書室でお淑やかな彼女の譲れないラブコメ(九曜先生)
- 痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった(ケンノジ先生)
- いつかの空、君との魔法(藤宮カズキ先生)
- キミの忘れかたを教えて(あまさきみりと先生)
ひとつでも気になった作品があったら見てみてはいかがでしょうか。
ということで作品の紹介をしていきます。
『弱キャラ友崎くん』
最初に紹介するのはご存じの方も多いと思われる作品。屋久ユウキ先生の『弱キャラ友崎くん』です。おそらく王道かなと思っていますがいかがでしょうか。
ゲームが好きな自称「弱キャラ」の主人公、『友崎文也』がパーフェクトヒロイン『日南葵』の指導のもと、人生という名の神ゲーの攻略法を指南し、「強キャラ」を目指す物語となっています。
実際に使えそうな内容もあり、どうしてもっと早く読まなかったんだと公開した作品でもあります。
人生の攻略もさることながら、『水沢孝弘』、『七海みなみ』といった魅力的なキャラとの人間関係も見どころです。
個人的に好きなキャラは『菊池風香』ですね。文学少女、好きです。
キャラのイラストが素晴らしいのはいつものことですが、本作の場合、あとがきに屋久ユウキ先生によるイラストの解説があるのが面白いです。イラストに対する解像度が上がります。
既刊12巻(10巻+短編2巻)でありもうすぐ11巻が発売、アニメ2期と再熱を見せている今作、ぜひ読んでみてください。
ジャンル | ラブコメ |
作者 | 屋久ユウキ |
既刊 | 12巻(10巻+短編2巻) |
出版 | 株式会社小学館(ガガガ文庫) |
その他ジャンル | コミックス(既刊6巻 千田衛人著 ㈱スクエア・エニックス ガンガンコミックスJOKER) アニメ(全12話)+2期予定 |
派生作品 | 七海みなみは輝きたい 弱キャラ友崎くん外伝(全3巻 吉田ばな著 小学館 サンデーGX) |
あらすじ
これが人生(クソゲー)攻略の最前線!
引用元:小学館『弱キャラ友崎くん Lv.1』書籍の内容https://www.shogakukan.co.jp/books/09451610
人生はクソゲー。このありふれたフレーズは、残念ながら真実だ。
だって、人生には美しくシンプルなルールがない。あるのは理不尽と不平等だけ。自由度が高いなんてのは強者の言い分で、弱者には圧倒的に不利な仕様でしかない。
だから、クソゲー。
あまたのゲームに触れ、それらを極めてきた日本屈指のゲーマーである俺が言うんだから間違いない。
――だけどそいつは、俺と同じくらいゲームを極めてなお、「人生は神ゲー」と言いきった。
生まれついての強キャラ、学園のパーフェクトヒロインこと日南葵。
しかも、「この人生(ゲーム)のルールを教えてあげる」だって?
……普通は、そんなの信じない。
だけど日南葵は、普通なんて枠にはまったく嵌まらないやつだったんだ!
第10回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。弱キャラが挑む人生攻略論ただし美少女指南つき!
『あの日、神様に願ったことは』
次に紹介する作品は、葉月文先生の『あの日、神様に願ったことは』です。
姉の書いた小説に写真が使われた事により、ちょっとした有名人となった主人公『風祭叶羽』を中心に1年に1度願いが叶う町を舞台に広げられる青春ストーリーです。若干のSF要素も入っています。
ヒロインたちの持つ願いとそのために奔走する叶羽との物語は切なさもありつつ優しい物語です。
その少し物悲しい雰囲気にフライ先生のイラストが入ることでより、作品の雰囲気が引き立たされているように感じます。
ちなみに推しキャラは3巻のヒロイン『高峰瑠璃』です。そのイラストもさることながら、3巻でのキャラが最高でした。
作者の葉月文先生は『Hello,Hello and Hello』のときから読んでいますが、どちらの作品の雰囲気も最高に好きです。
全3巻ですので、買いやすいかと思います。というかお願いですから4巻以降ください(泣)
ジャンル | 青春ストーリー |
作者 | 葉月文 |
既刊 | 全3巻 |
出版 | 株式会社KADOKAWA(電撃文庫) |
あらすじ
宿星市にだけ咲く、世界で一番美しい奇跡の花“ミラクーティア”。
引用元:電撃文庫『あの日、神様に願ったこと』Storyよりhttps://dengekibunko.jp/special/kamisama/
その花には、一年に一度、白い神様に対価を捧げることでどんな願いでも叶えてもらえるという“星の幸魂”と呼ばれる言い伝えがある。
しかし、十七歳の誕生日に風祭叶羽が出会った先輩、逢見燈華に神様が課したものは、対価ではなく一つの試練だった。
あの日、彼女がどうしても叶えたいと神様に願ったことは。そして、試練を乗り越えた先で二人を待っていた、色鮮やかに咲き誇る奇跡とは――
一年に一度、願いが叶う町を舞台に繰り広げられる、彼と“彼女たち”の優しくて少し痛い青春ストーリー、開幕。
佐伯さんと、ひとつ屋根の下I’ll have Sherbet!
次に紹介する作品は、九曜先生の『佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I’ll have Sherbet!』です。
ちょっとしたアクシデントにより、ルームシェアをすることになった『弓月恭嗣』(弓月くん)と『佐伯貴理華』(佐伯さん)。そんな2人が織りなす学園ラブコメです。
みどころは言わずもがな、弓月くんと佐伯さんのイチャイチャ同棲生活ですね。佐伯さんの猛攻を受け流す弓月くんの構図が面白いです。
恋人になって終わり、ではなくその後についても描かれていてとても良かったです。
こんなこと言っていますが個人的な推しキャラは弓月くんの元カノ『宝龍美ゆき』(宝龍さん)です。クールな女の子っていいですよね。
お互いちょうどいい距離感の友達と言う感じでこの2人の会話も好きでした。
全5巻で文章自体も読みやすいのでおすすめです。
元々はネット小説ですのでそこから読んでみるのもいいかもしれませんね。
ジャンル | ラブコメ |
作者 | 九曜 |
既刊 | 全5巻 |
発行 | 株式会社KADOKAWA(ファミ通文庫) |
その他 | コミックス(作者 古川 五勢、全2巻 株式会社KADOKAWA ファミ通クリアコミックス) |
あらすじ
高校二年生の春、ひとり暮らしを始めるはずだった僕こと弓月恭嗣は、何の冗談か不動産屋の手違いで、ひとつ年下の佐伯貴理華さんなる女の子と同居するはめになってしまった。やたらと距離を縮めてきたがる彼女に、ささやかな抵抗を続ける僕だったが、なんと彼女も同じ高校!学校でも家でも彼女に振り回される日々が始まって――。常に冷静な弓月くんと、とびきりの美少女なのにちょっとHな佐伯さんが繰り広げる同棲&学園ラブ・コメディ、開幕です。
株式会社KADOKAWA『佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I’ll have Sherbet! 1』あらすじより引用https://www.kadokawa.co.jp/product/321611000053/
放課後の図書室でお淑やかな彼女の譲れないラブコメ
続いて紹介する作品は『放課後の図書室でお淑やかな彼女の譲れないラブコメ』です。作者は『佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I’ll have Sherbet!』と同じ九曜先生です。
母子家庭で育ってきた主人公『真壁静流』(静流)は事故で母親が亡くなり、独りなるところを父親を名乗る人物から『私と娘と三人で一緒に暮らさないか?』と提案されて、1ヶ月感だけ一緒に住むことになります。
その「娘」とは同じ高校の先輩であり、人気No.1美少女と名高い『蓮見紫苑』(紫苑)でした。
そんな彼女と一つ屋根の下、同棲生活を送ることになります。
また他にも、静流に好意を持ち、様々なアプローチを仕掛けてくる先輩『瀧浪泪華』(泪華)、図書室に毎日通っていて、静流の相談相手にもなっている『壬生奏多』(奏多)といったヒロインが登場します。
静流自身、自身に「欠陥がある」と言いながらも、彼女たちに起こるトラブルの解決の手助けをするという優しい一面があって好感が持てます。
ヒロイン同士の関係もそこまでギクシャクした関係ではなかったように感じます。まあ、奏多が色々余計な一言を言って場をかき乱す場面は多々ありましたが。
静流が助けるだけでなく、ヒロインそれぞれがそれぞれの立場から静流を助けるというのも良かったですね。
個人的な推しは紫苑ですね。はっきりとした口調でキツイ印象が最初はありましたが、素直で優しい場面も多いです。家族としての立場から静流を慰める場面はとても好きです。
全3巻とこちらも買いやすいかなと思っています。
ちなみに、同じ作者で前の佐伯さんの話と繋がっています。というかヒロインの行きつけの喫茶店が弓月くんと佐伯さん(おそらく名字は変わっている)のお店です。
佐伯さんのテンションは変わらず、恋模様に首を突っ込んでいきます。
こういう同じ作者で作品同士が繋がっているというのは個人的には好きなので嬉しかったです。
ジャンル | ラブコメ |
作者 | 九曜 |
既刊 | 全3巻 |
発行 | 株式会社KADOKAWA(ファミ通文庫) |
あらすじ
母子家庭で育った十七歳の少年真壁静流は、事故で母を亡くし一人途方に暮れていた。そんな彼の元に父親と名乗る人物から「私の娘と三人で一緒に暮らさないか?」と提案され、一ヶ月だけ一緒に住むことに。そして数日後、静流を出迎えたのは、同じ高校に通う人気No.1と呼び声が高い美少女の蓮見紫苑だった!! 医者である父は家に帰ることが少ないため、静流は学園一の美少女との同棲という新しい生活を送ることになり……。大人気シリーズ『佐伯さんと、ひとつ屋根の下』のスペシャルストーリーも収録!!
株式会社KADOKAWA『放課後の図書室でお淑やかな彼女の譲れないラブコメ』あらすじより引用 https://www.kadokawa.co.jp/product/321909000137/
痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった
次に紹介する作品は、ケンノジ先生著の「痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった」です。
主人公『高森諒』(諒)はある日の通学途中、満員電車で困っていた幼馴染の『伏見姫奈』(姫奈)を助けます。
中学から高校まで幼馴染でありながら姫奈との距離が離れていた諒は、この事件をきっかけに再び話をするようになります。
それだけにとどまらず、姫奈は諒にアピールするようになっていきます。
積極的にアピールをする姫奈ですが、それに気づかない諒。そんな2人と周りが織りなすラブコメとなっています。
個人的には王道の幼馴染ラブコメだと思っています。
基本的に諒の一人称で話が進んでいきますが、それぞれ視点が変わる時もわかりやすくなっているので読みやすいです。
ストーリーとしてもヒロインは数人出てきますが、基本的には姫奈です。幼馴染が勝つラブコメですね。
ヒロインも決まっていますし、諒も(基本的には)ブレないので、読む側もあまりストレスなく読むことが出来ます。
個人的には登場人物では、『鳥越静香』(鳥越)が一番好きなんですよね。
人見知りで、親しい相手にはちょっと毒舌になる女の子って可愛くないですか?
キャラデザも文学少女といった感じで私の好みにどストライクでした。ちょっと儚い感じが最高です。フライ先生ありがとうございます。
先日5月15日の最終8巻が発売され、ライトノベルとしては完結しています。
タイトルの長さでもしかしたら引く方もいるかも知れませんが、自分のやりたいこと、夢についてなども描かれていて、本当に面白いです。
コミックスも展開されており、こちらは緑川葉先生が担当されています。
こちらもキャラが魅力的に描かれていますので、おすすめです。
ジャンル | ラブコメ |
作者 | ケンノジ |
既刊 | 全8巻 |
発行 | SBクリエイティブ株式会社(GA文庫) |
その他 | コミックス『痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった』(緑川葉先生、既刊8巻 発行:株式会社スクエア・エニックス ガンガンコミックスUP!) |
あらすじ
高校2年生の高森諒は通学途中、満員電車で困っている幼馴染の伏見姫奈を助けることに。
そんな彼女は学校で誰もが認めるS級美少女。
まるで正反対の存在である姫奈とは、中学校から高校まで会話がなかった諒だったが、この件をきっかけになぜだか彼女がアピールしてくるように?
「…くっついても、いい?」
積極的に行動を移す姫奈、それに気づかない諒。
「小説家になろう」の人気作ー
歯がゆくてもどかしい、ため息が漏れるほど甘い、幼馴染とのすれ違いラブコメディ
GA文庫『痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった』あらすじより引用
https://ga.sbcr.jp/sp/chikansq/index.html
いつかの空、君との魔法
次に紹介する作品は、藤宮カズキ先生の「いつかの空、君との魔法」です。
私が初めてフライ先生を知った作品でもあります。
酸素と同じように、人々の生命活動に精霊が不可欠な世界。主人公のカリムと幼馴染の揺月、そしてカリムに恋心を抱くレイシャの三角関係をめぐるいわゆる「恋と魔法のお話」です。
この作品、とにかく描写がきれいなんですよね。魔法を使うところもさることながら、それぞれの人間模様も作品に出てくる「妖精」を交えて、キレイに描かれています。
それに合うフライ先生の美しいイラストも最高です。
いままで紹介してきた作品と異なり、ファンタジー色が強い作品ですが、フライ先生の透明感あふれるイラストとイメージがマッチしているので、より作品を引き立たせていています。
作品紹介を書くにあたり、改めて今作を見たところ2016年発売とみて「そんな前の作品だったっけ⁉」と驚きました。時間の流れって早いなと改めて感じました。
全2巻で読みやすいかなと思います。
ジャンル | 青春ファンタジー |
作者 | 藤宮カズキ |
既刊 | 既刊2巻 |
発行 | 株式会社株式会社(角川スニーカー文庫) |
あらすじ
その空の色を、まだ誰も知らない。
酸素と同じように、人々の生命活動に精霊が不可欠な世界。
近代化された都市・アリステルに生きる人々は、常に上空を覆うダスト層雲によって空の青さを知らずにいた。
ダスト層雲を払い、精霊を呼び寄せることが出来るのは、箒に乗って魔法を使う儀式<グラオベーゼン>の担い手である<ヘクセ>と呼ばれる10代の少年少女だけ。
箒さばきと造形魔法が天才的なものの高所恐怖症という三流ヘクセの主人公カリムと、彼の幼馴染みで当代随一のヘクセ揺月は、過去の事故以来お互いのことを気にしながらも疎遠になっていた。
そんな中、アリステルの街を危機に陥れる規模の精霊不足が起こり、カリムと揺月は二人でグラオベーゼンを行うことに。
全く噛み合わない二人は、町の人々を救うため「青空」を招くことが出来るのか――。稀代の新鋭が描く、空を駆ける青春ファンタジー。
株式会社KADOKAWA 角川スニーカー文庫『いつかの空、君との魔法』より引用
https://www.kadokawa.co.jp/product/321604000317/
キミの忘れかたを教えて
今回ラストに紹介する作品は、あまさきみりと先生の「キミの忘れ方を教えて」です。
「余命半年」を宣告され、生きる気力を失った主人公『松本修』(修)昔からの悪友『豊臣正清』(トミさん)の誘いをうけ、母校の中学校を訪れる。
そこには芸能人となった幼馴染『桐山鞘音』(鞘音)がいた。
疎遠となっていた2人が再び出会い、運命が動きだす「大人の青春物語」です。
修の気持ちが辛かったです。自分が凡人だから、「天才」の鞘音の足を引っ張ったらいけないということがひしひしと伝わってきました。
突然手術しても治るかどうかわからない病気になったとしたら、自分だったらどうだろうと考えてしまいます。
もしかしたら、修と同じように自暴自棄のようになってしまうかもしれません。
鞘音は修と一緒にいたい、音楽を続けていたいという気持ちも伝わってきて、このすれ違いに心が痛くなります。
これライトノベルでやるレベルの重さですか…。
あまさきみりと先生の作品は油断すると涙腺持っていかれる作品が多いので、読む時は心を強くもって読んでいます。
大げさかもしれませんが、作品を通して自分の人生について改めて考えることが出来ました。
既刊2巻で、内容としては少し重たいですが、読む価値はある作品だと思いますので、読んでほしいです。
ジャンル | 大人の青春物語 |
作者 | あまさきみりと |
既刊 | 2巻 |
発行 | 株式会社KADOKAWA(角川スニーカー文庫) |
その他 | コミックス『キミの忘れ方を教えて』(既刊2巻 花田ももせ著 株式会社KADOKAWA 電撃マオウ) |
あらすじ
俺は死にゆく身、なのにキミは何度もそれを許さない――青春感動巨編、開幕
「残された余命は半年――、俺はこのまま死ぬつもりだった」
大学を中退してニートとなり、生きる価値がないと感じていた松本修は、昔からの悪友・トミさんの誘いで母校の中学校を訪れる。
そこには芸能人となってしまった因縁の幼馴染み・桐山鞘音がいて……。この出会いが再び修の運命を突き動かす。『天才ゆえの孤独を抱えたヒロイン、凡才ゆえに苦悩する主人公。二人のすれ違いと、遠回りな青春に引き込まれました』
『逃げて逃げて、逃げ続けたクズに残った一つの約束。胸が熱くなりました』 発売前から感動の声多数。掴めなかったチャンス、一度何かを諦めてしまった人に贈る、大人の青春物語。
Amazon『キミの忘れかたを教えて (角川スニーカー文庫) 文庫 – イラスト付き, 2018/9/1』より引用https://www.amazon.co.jp/gp/product/4041070910?ie=UTF8&tag=sneakerweb-22
おわりに
ということで今回は7作品紹介いたしました。
フライ先生の作風とマッチしているからか、青春物を多く出させていただきました。
フライ先生の描く制服姿が可愛いです。
他にも作品としてはまだまだございますので、改めて紹介したいと思います。
「どれが好きか」と聞かれれば「全部好き」です。推しの作品に優越はつけられません。
これからもドンドン応援させていただきます。
紹介の順番についても、格付けとかでは全く無くただ書きたい順番です。
とっつきやすい順番というのも少しは考えていますが。
「イラストレーターで作品を選ぶ、買う」というのは少し邪道なのかもしれません。
それでも、そこから新しい著者を知ったり、物語が好きになったりするということはよくあることなのでそういう選び方もいいのではないかと考えています。
ライトノベル自体、イラストが使われているのも、読みやすくする、場面イメージしやすくするといった理由だと思います。
そういうことを踏まえると、「イラストで買う」というのもライトノベルという作品に手を付けるきっかけとしては全然ありだと思います。
皆様もぜひ、好きなイラストレーターさんを見つけてみてはいかがでしょうか。
それではまた次の作品で。
あとがき
改めて見直してみて、こんなに読んできていたんだなと思いました。
続刊が出ていない作品のことなどを考えると、「もっと感想をいろんな形で発信していればよかった」と少し後悔してしまいます。
私一人の力は微弱だったとしても、その声が先生方に届いて次の作品のモチベーションになってくれればと思います。これも傲慢でしょうかね。
フライ先生とも一度だけコミケでお会いしたことがありまして、素敵な先生でした。
あのときに頂いたサインは家宝ものです。ずっと大事にしています。
これからも御身体に気をつけて素敵な作品を描いていただきたいです。
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