はじめに
はじめまして、トビといいます。今回の投稿が初めての記事となります。
これからいろいろな作品について書いていきたいと考えています。
これからよろしくお願いいたします。
さて、挨拶はこれくらいにして早速作品を紹介したいと思います。
今回紹介する作品は、苗川采先生の「私を喰べたい、ひとでなし」の1巻です。(愛称はわたたべです)
投稿時点で6巻まで発行されている本作ですが、今私が特に気になっている作品でしたのでこの作品にしました。
作品名 | 私を喰べたい、ひとでなし 1 |
作者 | 苗川 采 |
発行日 | 2021年2月27日 |
定価 | 737円 |
発行 | 株式会社KADOKAWA(電撃マオウ) |
あらすじ紹介
「私は君を喰べに来ました。」
突然現れた人魚の少女・汐莉は、
海辺の街に独り暮らす女子高生・比名子の手を取り、
そう優しく語りかける。妖怪を惹きつける特別な血肉を持つ比名子を求め現れた彼女は、
成熟し、最高の状態を迎えるまで比名子を守り、
そして、すべてを喰らい尽くす。遠からぬ未来の理不尽な死を突き付けられ、
比名子の胸に渦巻く想いは――。「このひとなら私を――…」
『私を喰べたい、ひとでなし 1巻』あらすじより引用
感想
全体を通してみて
「比名子ちゃん、全然笑わねぇ…。」
が個人的全体を通しての感想でした。
たまにでてくる「水の中にいる」ような表現の通り、比名子ちゃんはずっと沈んでいるように感じました。
家にいるときも友達の美胡ちゃんといるときも影がついているような雰囲気をまとっているように見えました。
美胡ちゃんとの話で笑っていても暗さがあって、比名子の闇がかなり深いことを感じました。
そんな中、おそらく作中最初に「心から嬉しかった」のは汐里さんに助けられる直前に殺されるときなんですよね。
『これで』というセリフとともに笑顔になるのはこの時点で比名子ちゃんが未練がないことだと思うと心が痛くなりました。
その後の汐里さんからの「喰べにきました」のあとの嬉しそうな顔や、その後の「今は食べません」のときの驚きからも、比名子ちゃんがどれだけ死ぬことを望んでいるのかがわかってきてほんとに辛いんだなと感じました。
美胡ちゃん、汐里さんの明るさがいい
主人公の比名子ちゃんが常に暗い感じなので、「大親友」の美胡ちゃんの明るさがいい清涼剤となっていて、作品全体は暗い感じなのに読みやすかったです。
美胡ちゃんの不憫可愛い感じにかなり癒やされます。
汐里さんに嫉妬する美胡ちゃん可愛いです。
ここまでほとんど出てきませんでしたが、汐里さんも比名子ちゃんと話すときは基本ニコニコして面白かったです。
さらっと学校に転校してきたり「私が食べたいのは君だけです」といいながらその後しっかり比名子ちゃんの弁当を食べたこととか汐里さんのマイペースっぷりは読んでて面白かったです。
ちょっと夏祭りのお誘い強引じゃないですかね…
おわりに
そんな内容なので、全体的に重い作品になっていますが個人的には読みやすい作品だと思います。
- ・ 重い話が好きな人
- ・ 妖怪などが好きな人
- ・ 百合作品が好きな人
という方は好きになるんじゃないかと思います。
今後も続巻について随時更新していく予定です。
気になった方はぜひ読んでみてください。
それではまた次の作品で。
あとがき
ここからは私の心の声を書きなぐっています。
共感していただく方がいたら嬉しいです。
主要人物の皆さん顔が良すぎるんですよ。美しい。
特に4話表紙の浴衣の汐里さん美しすぎませんかね…。
でも推しは比名子ちゃんです。影のある子が好きです。
あとおまけの比名子ちゃん不器用すぎる。料理できない系女子だったんですね。
料理教える美胡ちゃん本当にいい子…笑顔がいい。
支離滅裂で申し訳ないです。
もう少し語彙力がほしい…
本編以外の部分も個人的に最高です。
コメントを残す